神様のパズル(2008)

角川春樹事務所製作の映画です。

角川春樹さんは地面を抑えて地震をとめることができる…。
現人神としても一部で有名ですが
インタビューでそんな話をしていたときに制作されていたのが本作品です。

人間が宇宙を作ることができるのか?
ということが「神様のパズル」です。

これを人工授精で生まれた天才少女が解き明かす、というものですが、

この作品のすばらしいところは、宇宙ができるまで。
という話をわりとわかりやすく壮大にお話ししてくれるところです。

主人公は寿司屋でバイトするアマチュアミュージシャンで、
彼がとある事情から物理学を学ぶことになり、
人間的感情の欠落した天才少女へ影響を与えていく。

終盤がチープな雰囲気がありましたが、
それも含めて個人的には悪くないんじゃないかなと思いました。

この話は理数系に嫌悪感を感じるようになって来た日本全体へ、
科学って、楽しいよ!って、PRしているような一面があって、
多分それほどヒットはしなかったんじゃないかと思われるのですが、
ぜひ。一人でも多くの人に観てほしい作品だなあ。と、そう思いました。

ラノベ風の表紙のほうが、今は売れるんだろうけど、
もう少しまじめな表紙で良いんじゃないかなあ。。。

角川春樹様。といえば、現人神でもあり、すばらしい経営者でもあります。
現在ちまたにあふれかえる「ミックスメディア展開」を作り上げた人です。

一度、とある事情から一線を退き、今またご活躍されていますが、
角川映画全盛期世代の自分としては正直最近までノーチェックでした。
この映画も「ついでにみてみようかな。」と思ってたまたま手に取った次第でしたが、
本当に素晴らしい内容でした。ぜひぜひ思い出したときにでもチェックください!

神様のパズル [DVD]

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